ギターの速弾きの練習について迷っている人は多いでしょう。
そこでプロから教わった速弾きの考え方を紹介します。
リズム
結論から言うと、速弾きで大事なのはリズムです。
このリズムで大きく変わってきます。
リズミカルに右手と左手を動かしてシンクロさせていきます。
リズムを取るための練習方法としてメトロノームがあります。
メトロノーム
メトロノームは使った方がいい?
メトロノームはできるだけ使った方がいいと思います。
しかし、最初から無理に合わせようとせず、正確にテンポを把握したくなってきたら使うようにするといいかなと思います。
メトロノームばっかりの練習も飽きてきますから、適度に使っていきましょう。
リズム練習のイメージ
例えばシャンプーを考えてみてください。
シャンプーするときにはシャカシャカとリズミカルに洗いますよね。
また、バーテンダーの人もシャカシャカとコンスタントに小気味よくやります。
うちわで仰ぐ時もパタパタとリズミカルに動かします。
速弾きも同じようなものだということです。
アクセント
速弾きの他のコツとして大事なのは「アクセント」です。
意外にこれを知らない人が多いように感じます。
1拍目に調子を取るか、2拍目に取るかなどを考えて弾いていきます。
アクセントに気をつけるだけでも大分雰囲気が変わってきます。
1234のどの拍でも調子をとれるようにしておくと演奏の幅が広がります。
それだけでなく、速弾きするときにもこれだけでもずいぶん変わってきます。
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/07/food_zei_mayou.jpg)
これは「表」「裏」どちらにアクセントを入れようか・・・
アクセントの練習方法
アクセントの練習方法は何でもかまいません。
例えば、3弦開放をオルタネイトで弾いていきます。
その時に、1拍目や4拍目などで意図的にアクセントをつけていきます。
アクセントの瞬間だけ力を入れるようにすることがポイントです。
それ以外は脱力します。
速弾きはオルタネイト?エコノミー?
速弾きはオルタネイトでもエコノミーでもいいと思います。
粒揃いにしたい場合はオルタネイト、流れるように弾きたい場合はエコノミーも交えて弾くといいでしょう。
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/01/困った.png)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/01/困った.png)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/01/困った.png)
ギターの速弾きができない・・・。
どうしたらいいのか分からないな・・・
ギターを速く弾きたいと誰もが願うことです。
そんな時、個人的なコツを説明していきます。
![](https://hakablog.org/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://hakablog.org/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
練習教材
『超絶ギタリスト養成ギプス』や『地獄のベーシックトレーニング』シリーズなどが、練習には最適です。
![](https://hakablog.org/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://hakablog.org/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
速弾きする際に、ピッキングが引っかかる
イングヴェイはライブ中ピックを何回も交換します。
ピックの堅さは一定ではなく、柔らかめや堅めがあります。
自分にあった硬度のピックを使ったらいいと思います。
個人的には、少しかためのピックを使っています。(Ibanez Vai Pick)
速弾きが上達しない理由
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/music-teacher-7096455_1280.png)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/music-teacher-7096455_1280.png)
この理由は明確で、右手と左手がマッチしていないからです。
ですから、焦らずまずは左手だけ練習してみて、慣れてから右手を合わせるなどしていくのが賢明です。
速弾きの際に右手は浮かす?
右手を浮かせて速弾きする時は、「ハミングバード」ピッキングの時でしょう。
ですから、基本的な速弾きは右手をピックガード、ボディに付けた状態でピッキングします。
ギター速弾きのピック
ギター速弾きのピックは何でも構いません。
このピックでないと出来ないということもありません。
ただ、速弾き系ギタリストで、三角おにぎりタイプのピックを使っている人はあまりいないようです。
ギター速弾きの練習曲
ギター速弾きと言っても、ペンタトニック・ハーモニックマイナースケール・タッピングなど、多種多様です。
自分が求めるギターで変わってきます。
ペンタトニックスケール速弾き練習
例えば、ペンタトニックの速弾きなら練習曲として、B’zの曲などが一番練習しやすいのではないでしょうか。
松本ギターはペンタトニック主体のフレーズのため、ペンタトニックスケール練習にはもってこいです。
あるいは、ザック・ワイルドの教則もいいかもしれません。
ペンタトニックと言えば、ザック・ワイルドですから。
ハーモニックマイナー速弾き
イングヴェイの曲を置いて他にはないでしょう。
マシンガンフレーズ
マシンガンフレーズは、ポール・ギルバートやゲイリームーアが最適です。
ギターの速弾きのコツ
![ギター](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/10/ギター.jpg)
![ギター](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/10/ギター.jpg)
大村孝佳というプロのギタリストから学んだことです。
髪を洗うように弾く
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/fashion-2309519_1280.jpg)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/fashion-2309519_1280.jpg)
シャンプーで髪を洗うときにシャカシャカ洗いますよね。
それを、ギターの速弾きにも応用します。
一番はいたずらに力を入れないこと。
そうすることで楽に弾くとができます。
髪を洗う時にシャカシャカ力を入れすぎている人はいませんよね。
リズミカルに動かします。
右手は大事ですが、個人的には左手が大事ではないかと思っています。
弦を押さえた後にピッキングする以上、左手が優先です。
出来れば、ピッキングしなくても左手である程度音が出せるようになればいいでしょう。
生音では分かりませんが、アンプを通してなら押さえただけでもある程度音はします。
右手と左手のどちらが大事?
基本的に、速弾きには左手の方が大事だと感じます。
というのも、まずは左手で押さえてから、右でピッキングするからです。
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/10/cropped-自分拡大.jpg)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/10/cropped-自分拡大.jpg)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2021/10/cropped-自分拡大.jpg)
まずは左手である程度リズムキープした上で、右手を合わせていくのがいいかと思います。
右手の
当たり前の事ですが、まずは左手だけを練習することで大分弾けるようになるはずです。
kellyさんのピッキングもまずはレガート気味に左手で鳴らしてから、右手を加えるようなかたちになっています。(10:40~)
一方で、布袋さんは、「右手が大事なんですよね」とBad Feelingの解説動画では言っています。
これはピッキングハーモニクスなどを出す関係もありますからね。
また、カッティングは右手のストロークが大事で、布袋さんは『Bad Feeling』リズム系のギターに定評がありますからこのようなコメントになるかと思います。
ギターの速弾きができるまで何年かかるか
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/砂時計2.jpg)
![](https://hakablog.org/wp-content/uploads/2023/06/砂時計2.jpg)
1日何時間も練習すれば、早ければ、1年くらいでも上達します。
ただ、速弾きにはある程度コツが必要ですから、一朝一夕というわけにはいかないでしょう。
さいごに
速弾きの練習は一朝一夕では中々難しいかもしれませんが、続けていきましょう。
根気よくやる必要もありません。
疲れたら休んでもかまいません。
ギターの練習は義務ではありませんから、無理せず続けていく方法を考えていきましょう。
その方が健康的になれます。
苦しい思いをするために楽器を持ったわけではありませんから、リラックスしていきましょう。
部活動などのイメージのまま、ストイックにやると体を壊します。
ですから、無理のないように自分に出来る範囲でやっていくのが適当です。
コメント