2024年2月29日に『ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)』がリリースされました。
ただ、面白くないという感想もあります。
実際のところはどうなのでしょうか。
まず、個人的な感想として
面白いです!
でないと100時間もプレイしません。
FF7リバースの特徴
オープンワールド
前作『リメイク』とは違い、オープンワールド全開です。
グラフィック
オリジナルをプレイした自分から見れば、言うことありません。
ただ、景色に力を入れているだけに、パフォーマンスモードでは戦闘時、フレームレートが下がります。
エフェクトも『リメイク』の時の方が、リアルさを感じました。
とは言え、パフォーマンスモードにすると荒さが目立ちますが、アップデートも入りプレイはサクサクです。
サブクエスト
サブクエストは多すぎるくらいです。
ミニゲーム
オリジナルの『FF7』と同じく「ゴールドソーサー」などでの『ミニゲーム』も健在です。
単純に、PS1時代から大きく進歩しています。
ストーリー
バレットの親友の物語は感動です。
ドラマを見ているような感覚になりました。
容量
『ファイナルファンタジーVII リバース』は容量が140GB以上あります。
旧型PS5は実質容量が667GB位しかないので、他のゲームも入れていると、容量が足りなくなってしまうことも十分考えられます。
そうならないためには、SSDの増設がおすすめです。
昨今のゲームは容量が大きいため、2TB以上あると安心ですね。
プレイ時間
本編クリアだけなら50~60時間くらいあればクリアできるでしょう。
しかし、サブクエストなどのやりこみまで含めると100時間は超えていきます。
- サブクエスト
- レアなマテリアをGETする
- マテリアを最強にする
- 武器やアビリティを揃える
- マテリアとアビリティの組み合わせを考える
攻略のコツ
- 敵のバーストを狙っていく
- サブクエストをこなす
- ミニゲームもおろそかにしない
- マテリアの組み合わせを工夫する
- アイテムクラフトを使いこなす
敵のバーストを狙っていく
高難易度になるほど、敵が堅くなっていくため、「バースト」を狙っていかないと、大ダメージを与えられません。
「みやぶる」マテリアを使って、敵の弱点を積極的に突いていきましょう。
サブクエストをこなす
サブクエストは面倒くさいな・・・
そう言って、サブクエストをおろそかにしてはいけません。
サブクエストをこなしていくことで、上質のアイテムや防具が生成できたり、武器が手に入ったりします。
また、キャラクターの成長に必要な『指南書』なども手に入るため、積極的に攻略していきましょう。
ミニゲームもおろそかにしない
サブクエストの中には、ミニゲームの要素が入っているものもあるため、ミニゲームもおろそかにできません。
しかし、本編だけでも結構なボリュームなので余裕が出来たらでいいでしょう。
マテリアの組み合わせを工夫する
このマテリアの組み合わせ方次第でキャラクターの成長も敵の攻略難易度の変わってきます。
「マテリア」はマテリア穴が〝連結〟している方が、有用です。
アイテムクラフトを使いこなす
item craft(アイテムクラフト)でアイテムや、防具、アクセサリーなどを作ることができます。
クラフトでしか作れない、高性能なものもあるため積極的に作っていきましょう。
クラフトするには材料が必要になってきますから、道中で素材を拾いながら進むといいでしょう。
攻撃役のおすすめ
①ユフィ
FF7オリジナルではあまり使っていなかったのですが、今作では範囲攻撃も得意なキャラになっています。
そのため、雑魚的殲滅に向いており、ほとんどメインキャラで使っています。
自前で、4属性攻撃も可能となっており、敵の弱点を突くのが容易です。
ATBゲージ回収効率も良く、動きも素早いため立ち回りでも苦になりません。
「やぶからぼう」などのアビリティでは、中距離以上になっても敵にヒットさせることができるため、間合いを気にすることなく攻撃出来ます。
使っていて一番楽しいキャラです。
②クラウド
FF7の主人公で、物理特化アタッカー。
大剣を扱うため、動きは若干モッサリしていますが、その分、火力もあります。
初心者でも扱いやすいキャラクターです。
「アサルトモード」「ブレイブモード」と2種類の戦闘モードがあり、切り替えて戦っていきます。
「ディスオーダー」などのATBゲージ回収効率いい技も存在し、「反撃の構え」などカウンター技もあります。
「バーストスラッシュ」でバーストゲージを上げていき、バーストしたら「ブレイバー」や「インフィニットエンド」などの高火力技で削っていくのが基本戦術です。
『FF7リメイク』ではマテリア扱いだった「かいてんぎり」がマテリアなしで最初から使え、遠距離攻撃が出来る仕様に変更され、範囲攻撃が可能となり、雑魚敵を殲滅しやすくなっています。
③ティファ
手数の多さではNo1のアタッカーです。
素早い動きで敵を翻弄します。
「闘気スフィア」などの〝置き技〟や上空からの強力な「かかと落とし」、バースト率を上げる「正拳突き」など多彩な攻撃が魅力のキャラクターです。
リーチの短さがネックですが、その分手数や技の豊富さでカバーできます。
〝捨て技〟が無いのも特徴です。
ATBゲージ回収効率も悪くありません。
④バレット
腕に仕込んだ銃で攻撃するキャラクターです。
遠距離攻撃を得意とします。
そのため、飛んでいる敵などではバレットは特に有用です。
また、遠距離攻撃が基本戦略なので、敵に近寄らなくても攻撃出来るのが特徴です。
近距離用のアビリティもあります。
⑤レッドXⅢ
爪や牙で攻撃出来るキャラクター。
独自の「リベンジゲージ」を使うことによって、攻撃、支援、回復など多彩な行動ができるキャラクターになっています。
「ATBゲージ」「リベンジゲージ」を気にしながら戦うことになるため、使いこなすには上級者向けと言えるかもしれません。
レッドXⅢは範囲攻撃も少なく、リーチも短いためアタッカー専用で行くのは難しいです。
「スターダストレイ」のような範囲攻撃もありますが、技の発生に少し時間がかかるため、敵がその間に逃げてしまうことがあります。
「リベンジモード」の使い方など、レッドⅩⅢを扱うにはある程度の慣れが必要になってきます。
下記に紹介する壁役がおすすめです。
回復役のおすすめ
①エアリス
「いのり」やリミット技「癒しの風」などで、全体回復できます。
※「いのり」はマテリアを交換すれば、誰でも使うことが可能です。
②レッドⅩⅢ
「戦士の癒し」は「リベンジゲージ」を全消費することで仲間を回復します。
ゲージが多い方が回復量も多くなります。
「チャクラ」があれば回復役はいらない?
マテリア「チャクラ」は回復手段として有能です。
- 発動が早い
- HPが減っているときほど大きく回復
- MPがいらない
- 購入できるため、全キャラに装備可能
HPを割合回復させるため、HPが減っているときほど大きく回復する仕様です。
発動が早く、「ケアルガ」のように詠唱時間がかかりません。
詠唱時間がかかってしまうと、その隙に敵に攻撃されATBゲージも無駄になってしまいます。
MPもかからないため、長期戦に向いています。
『リバース』もMPは低めであるため、長期戦ではMPが枯渇してしまいます。
「チャクラ」マテリアは徹頭徹尾、使いました。
壁役のおすすめ
バレット
HPが非常に高く、アビリティ「ド根性」などで怯みにくいため、壁役として重宝します。
パーティが戦闘不能になってもバレットだけ残っている場面も結構あります。
レッドXⅢ
「リベンジゲージ」が存在しており、このゲージを消費して味方HPやATBなどを回復できます。
「リベンジゲージ」は「スーパーガード」などでガードしたり、敵からダメージを受けると上がっていきます。
独立マテリア「ちょうはつ」などとも相性が良く、敵に攻撃させて「リベンジゲージ」を上げていくのが基本戦略になります。
最強マテリア
今作もたくさんのマテリアが存在しますが、その中でも特におすすめな最強マテリアが2つあります。
- ぞくせい
- はんいか
いずれのマテリアも、利便性の高さから数が限られており、非常に貴重なマテリアです。
これがあるかないかで、攻略の難易度がずいぶん変わってきます。
ぞくせい
「ぞくせい」マテリアと魔法マテリアを組み合わせることで使います。
武器に付ければ属性攻撃が可能になり、防具に付ければ、組にした魔法の属性をマテリアLvによって「半減・無効・吸収」します。
おすすめは、防具に装着することです。
武器につけると特定の敵は吸収してしまうことがあるからです。
特定のボスは属性攻撃が熾烈ですが、「ぞくせい」マテリアを装備することで攻略難易度が一気に下がります。
はんいか
組にしたマテリアを全体化するマテリアです。
ATBゲージの増加量を上げる「ヘイスト」などと相性が良く、速攻で攻略するにはかかせないマテリアです。
全体化する分、魔法自体の効力は若干下がりますが、全体化の便利さに比べたら小さいことです。
気になった点
バトル時の挙動が、若干軽くなっているような気がします。
『リメイク』の時には、地に足がついているというか、バスタソードも重々しさを感じていました。
血が通ったキャラクターを操作している感じがありました。
しかし、『リバース』では少しマネキンのような軽さを感じてしまうのが気になりました。
モーグリ
モーグリのミニゲームがありますが、これはストレスが溜まります。
ほぼ〝作業〟の割には、少し理不尽な要素もあり、正直なくして欲しかったです。
テンポ
道中のギミックやミニゲームなどで、進行のテンポが遅くなりがちなのが気になります。
周回プレイをする時には、結構苦行かもしれません。
チョコボのぶつかったときの挙動などもなければもっとスムーズでしょう。
総評
『ファイナルファンタジーVII リバース』は間違いなくかなり力を入れて作られていると感じます。
- グラフィック(主に背景)
- 音楽
- キャラクターの台詞の多さ
- マップ
どれをとっても細部まで作り込まれているからです。
そのため、容量が150GB近くもあり、大ボリュームとなっています。
Blu-rayディスクがなんと2枚組❗
PS1以来の、ディスク入れ替えを思い出します。
前作『リメイク』から4年ほどかかりましたが、原作からは27年かかっています。
そのため、当時のポリゴンからすると感無量の作品に仕上がっています。
細かい点は、気になりますが概ね良好な作品です。
これだけ、ゲームにハマったのは久しぶりですね。
今のところ、PS5だけでしか発売されていないですが、間違いなくおすすめタイトルです。
『ファイナルファンタジーVII リバース』はPlayStation 5だけ
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