就職できないのは真面目だから・・・?
そんな風に自分を追い込んでいませんか?
学業や課外活動、アルバイトでの実績があるにもかかわらず、希望する企業からの内定をもらえないケースも少なくありません。
この記事では、真面目なのに就職できない理由や、その対策方法について解説します。
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真面目な人が就職できない理由
- 真面目な人は融通が利かなさそう
- 騙し合いのゲームについていけなさそう
- 組織の利益を出すために有益な行動を自らとらなさそう
真面目な人は融通が利かなさそう
真面目な人は融通が効かないイメージがあります。
しかし、融通が利かない人は社会の荒波に対処しきれません。
騙し合いのゲームについていけなさそう
就職は騙し合いのゲームです。
企業も本音の部分は隠しています。
一方で、求職者も自分たちを〝盛り〟ます。
なぜ「真面目な良い子」は内定がもらえないのか企業は嘘をつきます。
コンプライアンスに抵触しないよう、さりげなく慎重にーーではありますが、彼らとて採用は企業の命運を握る一大事であり、そこで容赦をする必要など欠片たりともないからです。
翻って、就活生のみなさんはどうでしょうか?
確かに、一部の優秀な就活生は嘘をつきます。
1を100に膨らませ、さも自分が突出してユニークで、際だって優れているかのように見せかけます。
しかも基本的に、優秀な就活生であればあるほど嘘をつきます。
なぜ優秀な就活生ほど嘘をつくかと言えば、彼らは就活の早期においてこれが騙し合いのゲームであると正しく見抜くからです。
ゲームの構造を把握し、そこに即座に適応することは紛れもない優秀さの表れでしょう。
上記引用サイトでは「優等生タイプは〝全く嘘がつけないことはデメリットだ〟と理解せよ」と断言しています。
真面目な人は、組織の利益を出すために有益な行動をとらなさそう
イノベーションなどがいわれている中、会社におんぶにだっこでは、新しいものはできません。
昔は年功序列、終身雇用で黙って椅子に座っていれば、出世できました。
しかし、そんな年功序列・終身雇用の時代はとっくに終わっています。
パソコン、インターネットやAIの台頭によって、社会は今までにないほど活発に動いています。
要は、企業はただぶら下がっている人材は必要ないのです。
真面目な人が就職できない心理的瑕疵
真面目な人が就職できない理由は、自分だけが原因とは限りません。
学校の教育
真面目な人は学校の先生や家庭、周囲の大人たちによってある意味、真面目で嘘をつかないことをいいことだと信じ込まされた印象があります。
しかし、現実にはもはや正直だけで生きていけるほど甘くはありません。
所詮スポーツも騙し合い
考えてみてください。
一見〝爽やか〟スポーツも「正々堂々」と言いながら、騙し合いです。
ストレートを投げると見せかけて変化球、シュートすると見せかけて股抜きスルー、右ストレートと見せかけて左フック、強く打つと見せかけてドロップショットなど
〝正々堂々の騙し合い〟は枚挙にいとまがありません。
いい加減目を覚ましましょう。
企業の広告や心理学に基づいたマーケティングもある意味騙し合いです。
知らない間に商品を買ったり誘導されていますよね?
真面目さから解放されて就職を勝ち取りましょう!
真面目な人が就職するために
まずは自分を知る
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』
戦の前に、まずは自己分析です。
真面目な人は正直者
真面目であることを悪く思ってはいけません。
なぜなら、〝真面目〟な人たちは基本的に「正直者」だからです。
そのため、何事も正直が一番と嘘をつきません。
ただ、「嘘」というと何だか印象が悪い気がしますよね。
そこで次のように考えましょう。
嘘も方便
『嘘も方便』。
例えば、女性にダイレクトに「似合ってないよ」などという男性はモテませんよね。
「似合ってないよ」
〝モテたい!〟と思えば、似合っていなくても「今日も素敵だね」などと言うのが定石です。
よく似合っているね☆
嘘も方便なのです。
「本音」と「建前」
日本には「本音」と「建前」があります。
外国人にはあまり馴染みがないようです。
その結果、「今度家に来てね」という「建前」の言葉を真に受けた外国人が、その人のところに行って驚かれた、などという笑い話も聞きます。
しかし、日本では「建前」を上手く使うことで社会を円滑にするという効果があるためよく使われています。
このあたりを理解していないと、真面目な人は真面目一辺倒で面白みもなく、「建前」も使いこなせずに就職できない事になってしまいます。
出世する人の特徴を真似る
出世しやすい人の特徴をご存じでしょうか。
能力があるから?才能?学歴?営業成績?
確かに、それもあるでしょう。
しかし、決定的なものが欠けています。
それは、
「上からの引き」です。
豊臣秀吉に習う
出世するためには自分がどんなに成績を残しても〝上の人〟の引きがなければなしえません。
豊臣秀吉はなぜ出世できたか考えてみましょう。
織田信長に仕えて、一生懸命尽くした結果、〝引き立てて〟もらえましたよね。
この引きがなければ、上には上がれません。
現状、会社の取締役などの管理職が株主総会で選出されるなどやはり引きが必要になっています。(株主は「オーナー」ですから立場は上です)
ある銀行家の人は出世するために女性行員の誕生日には必ずプレゼントしていたそうです。
女性行員のからの好感度が高いと、それが自分の評価につながって〝引き上げて〟もらえるからだそうです。
しかし、残念ながら、真面目な人は、そういった打算をやりません。
採用に関しても言い方を変えれば〝引き〟です。
この〝引き〟を得るために、『嘘も方便』で使ってやりましょう。
真面目な人が就職するためには、このくらいの狡猾さは豊臣秀吉同様、社会においては必要だよ。
これが現実かぁ
しかし、実は企業は真面目な人を求めている
そうは言っても、企業は真面目さを求めています。
しかし、真面目さというのは杓子定規というわけではありません。
真面目の定義
ここでいう真面目さというのは、遂行能力のことです。
「やり抜く力」と言えます。
確かに、人事は学歴ももちろん見ています。というより、大企業ほど学歴しか見ていないでしょう。
しかし、一方で学歴がない人でも採用されています。
それは、「やり抜く力」があるかどうかを見ているのです。
学歴はその「やり抜く力」を知るのに一番手っ取り早いというだけです。その証拠に、スポーツで成績を残している人もなぜか就職できていますよね。スポーツばかりやってきたにも関わらず、なぜかしっかり就職できています。
要は、試験勉強もスポーツも目に見える形で「やり抜く力」が示されて分かり安いからです。スポーツや学業だけで、畑違いの会社の仕事もできそうだと判断されているわけです。
学歴があって、試験勉強やスポーツもできるなら仕事も当然出来るだろう。
企業はこの「やり抜く」ための真面目さは求めているのです。
勉強やスポーツができれば仕事も出来るって…企業も単純すぎますよね
〝人を見る〟というのは案外難しいもので、それが出来る人はあまりいません。勘違いの人が多いのが現状です。
まとめ
一般的な話をすれば、こうなります。
真面目な人が就職活動で成功するためには、ただ「真面目」であることだけに頼らず、柔軟性や積極性、具体的なスキルなども加えることが重要です。
自己分析や企業研究、フィードバックの活用などを行い、真面目さを生かしながら企業が求める人材像に近づけるように工夫しましょう。
努力と工夫次第で、真面目さが魅力として評価され、就職活動がスムーズに進む可能性が高まります。
しかし、世の中バカ正直だけで生きていけるほど甘くはありません。
『兵は詭道なり』の孫子の言葉を踏まえた就職活動の戦い方も重要です。
少なくとも野生動物の世界ではそうなっています。そして、人間もまた動物です。
ですから、面接では「本音」と「建前」を使い分け、「やり抜く力」で仕事を遂行できることをアピールし、「虚実」を使い分けて応戦していきましょう。
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