現代社会では、SNSは私たちの日常生活に深く根付いています。
しかし、一部の人々は意識的にSNSをやめる選択をしています。
SNSやっても意味ないのかな
そう思って、X(旧Twitter)のフォロー、フォロワー、Instagram、Facebookもいったん全部消してみました。(アクティブな運用をやめたということです)
今後はSNSは試験的に検討していきます。
特に、Xなどは情報収集等にまだ利用価値があるかなというところですが、今後扱いを考えてきます。
本記事では、SNS体験を通じて得られた効果や気づきを詳しく紹介します。
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SNSをやめる理由
やめる理由は人それぞれ。
個人的な理由は、SNSがだめというわけではないんです。
むしろいいとは思います。
ただ、なんだか急に「ん~もういいや」という気分になる時があるんです。
もういいかな~
SNSをやめた著名人
著名人も理由は様々です。
泉谷しげる(シンガーソングライター)
泉谷は、現在ツイッターアカウントを持っていないが、「したことありますよ」とかつては使っていたことを告白。
「自分の持論がウケたりするとちょっと調子に乗る。ちょっと先導するようなこと書いちゃいますよね。そうすると、自分が間違えた情報まで、正義の刃のようにやってしまって、ちょっとマズいなと思って、やっぱりやめましたね」と、やめた理由を明かした。
スポニチより
岡村隆史(芸人)
「辞めとこうかな、つぶやくの。毎回、ニュースになるやん。思ってた感じとちゃうやん。こんなやから、問題が起きるねん。バーッと広がってたたかれる」と真剣に悩み始めた。
そして陣内と藤本から説得されたものの「辞める。なうもやったし、ツイッターというのも体感できたから、心残りはない。帰って寝ましょ」
日刊スポーツより
池松壮亮(俳優)
オンラインメディア「it LIFE by Frau」のインタビュー(2017年)で、インスタグラムを始めた理由について「自分が思っていることをまだ伝えきれていないって気分なんです。それができるかと思って、SNSもやってみた」と告白。
しかし、「“あ、こういうことじゃないんだ”ってわかって、インスタもツイッターもいっせいにやめました。俳優をやってる自分が、表現の場を持っているのに、そうじゃない場所で発信しているのは、なんか違う気がして許せなかったですね」と語っていました。
女性スパより
どの理由も分かるような気がします。
おそらくSNSをやったことのある人はどの経験もあるのではないでしょうか。
SNSをやめることで気づいたこと
SNSをやめることで、さまざまな新しい気づきを得ることができます。
情報の質と量の変化
SNSをやめると、受け取る情報の質と量が大きく変わります。
SNSでは情報の洪水にさらされがちですが、SNSをやめると、必要な情報だけを自分で選んで取り入れることができるようになります。
これ何気に重要です。
これにより、情報過多によるストレスが軽減され、集中力も向上します。
SNSをやめる方法とそのコツ
SNSをやめるには自分のマインドが変わる必要があります。
いくつかの方法とコツを知っておくことで、スムーズに実行できます。
徐々に減らす
いきなりSNSを完全にやめるのは難しい場合、まずは使用時間を徐々に減らすことから始めましょう。
例えば、1日のうち特定の時間帯だけSNSを使わないようにするなど、段階的に減らしていくと効果的です。
代替のアクティビティを見つける
SNSの代わりに楽しめるアクティビティを見つけることも大切です。
読書、運動、手芸、料理など、自分が興味を持てる活動に時間を使うことで、SNSをやめることが容易になります。
毎日30分間の散歩をするなど、日課にすることで、リフレッシュしながらSNSの代替として楽しむことができます。
サポートを得る
SNSをやめる際には、周囲のサポートを得ることもいいでしょう。
一緒にSNSをやめる挑戦をする仲間を見つけると、励まし合いながら進めることができます。
SNSをやめた後の生活
SNSをやめた後の生活はどのように変わるのでしょうか。
ここでは、その変化について詳しく見ていきます。
SNSをやめることには、多くの効果があるとされています。ここではその具体的な効果を見ていきましょう。
精神的な安定感の向上
SNSをやめると、精神的な安定感が向上することが多いです。
たとえば、SNS上での他人との比較やネガティブな情報から解放されることで、心が軽くなると感じる人が多いです。
他人との比較は、自尊心や自己評価に影響を与えることがあります。
そのため、SNSをやめることで、これらのストレスやプレッシャーから解放され、精神的な健康が改善されることがあります。
これは特に、SNS依存症のようにSNSに多くの時間を費やしていた人にとって顕著です。
時間の有効活用
SNSをやめると、SNSに費やしていた時間を他の有益な活動に充てることができるようになります。
本を読んだり、趣味に没頭したり、家族や友人と過ごす時間が増えるでしょう。
自分自身との向き合い
自分の内面を見つめ直す機会が増え、自分の本当の気持ちや価値観を再確認することができます。
紙に自分の考えを書き出したりすることで、自分の考えや感情を整理する助けを得る時間を確保できます。
SNSをやめると、自分自身と向き合う時間が増える。
生産性の向上
SNSをやめることで、日常生活の中での生産性が向上します。
SNSに費やしていた時間を他の活動に充てることで、新しいスキルを習得したり、趣味に没頭したりすることができます。
読書や運動、クリエイティブな活動に時間を使うことが増えると、より充実した日々を過ごせるようになります。
だらだら見ている時間を削って、クリエイティブな活動ができるのは大きいですね。
プライバシーの保護
SNSは個人情報の漏洩や不正利用のリスクがあります。
SNSをやめることで、個人情報の管理がしやすくなり、プライバシーの保護が強化されます。
個人情報の管理が楽になるのはいいですね。
人間関係の質の向上
SNSをやめることで、真の人間関係の大切さに気づくことができます。
オンラインでのつながりは一時的なものが多いですが、オフラインでの関係はより深いものになります。
例えば、友人と直接会って会話することで、その関係がより強固になることを実感できます。
SNSを通じてのコミュニケーションよりも、直接会って話すことで得られる人間関係の方が深いものになります。
SNSをやめると、実際に会う機会が増え、その結果として人間関係の質が向上することが期待できます。
人によっては、家族や友人と過ごす時間が増え、より親密な絆を築くことができます。
集中力の向上
SNSの通知や更新が頻繁にあると、集中力が削がれることが多いです。
SNSをやめることで、仕事や学習に対する集中力が向上し、効率が上がることがあります。
余計な情報からの解放
SNSは情報の洪水とも言えますが、その多くは必ずしも必要な情報ではありません。
SNSをやめることで、情報過多から解放され、本当に重要な情報に集中することができるようになります。
睡眠の質の向上
SNSを夜遅くまで見ることで、睡眠の質が低下することがあります。
SNSをやめることで、睡眠の質が向上し、全体的な健康状態も改善されることがあります。
SNSをやめることのデメリット
もちろん、SNSをやめることにはデメリットも存在します。その一部を以下に紹介します。
情報の入手が遅れる
SNSをやめると、情報の入手が遅れることがあります。
特に、最新ニュースやトレンドに敏感でありたい人にとっては、SNSが便利な情報源となるため、その代替手段を見つけることが必要です。
ニュースアプリや定期購読しているメディアから情報を得る方法を活用することが考えられますが、SNSのリアルタイム感は中々難しいですね。
実はこれが何気に重要だったりするかも・・・
社会的なつながりの減少
特に、遠くに住む友人や知人と気軽に連絡を取る手段としてSNSを利用していた場合、電話やビデオ通話、簡易な連絡方法を他に用意する必要があります。
SNSを通じた社会的なつながりが減少することもデメリットの一つ
ビジネスチャンスの減少
例えば、マーケティングやネットワーキングの手段としてSNSを利用している場合、その代替手段を見つけることが重要です。
メールマーケティングやリアルなイベント参加など、他の手段を活用することで対応することが求められます。
SNSやめるもビジネスの窓口になることはあるね
SNSをビジネスツールとして活用している人にとって、SNSをやめることはビジネスチャンスの減少につながる可能性も。
これだけでも、SNSを続けるメリットはあります。
SNSをやめることで得られる幸福感
『デジタルミニマリスト』を読んで考えを変えました。
100人の人に励まされるよりも、1人のリアルな友人知人に連絡する方が幸せを感じるそうです。
フォロワーが10万人いればそれが利益にもつながるかもしれませんが、それと幸福感は別物ということです。
アナログな世界で生きてきた人間にとって、デジタルでのつながりは脳が対応しきれていないのかもしれません。
触れ合いの中でオキシトシンは分泌されます。
やはり、相互フォローなど、何となくのネット上での関わりは人間の幸福感には影響を与えにくいようです。
SNSの”いいね”も”フォロー”もやめる
フォロワーは完全に0だと思っていた状態からすると、もったいない気もするかなと思ったのは事実です。
しかし、それ以上に気になったのが、自分の投稿が〝外向き〟になっていないか、疑問に感じたことです。
そこに縛られている気がしてなりませんでした。
中には相互フォローキャンペーンなどを展開している人もいましたから、そんな人たちとつながって何か意味があるのでしょうか。
SNSをやっていると分かるのですが、業者のようなアカウントも混じっています。
それはInstagramなども例外ではありません。
SNSをやればいい人
目的のある人
例えば、イベント・ライブの宣伝や新刊案内など、目的のある人がやる分は問題ありません。
売れている人
SNSは売れている人だけやればいいと思います。
SNSのフォロワーはコツコツ増やすものでもなくて〝増えるもの〟だと分かりました。
増やそうと思っても相手のいることですから、自分だけではどうにもなりません。
増えるときには増えますし、増えないときには増えません。
その程度のものと割り切った方が精神的にも安定します。
情報収集
障害のある人が、「電車情報など、SNSで情報を収集する」こともあるように、使い方次第では便利なものです。
ただ、情報の精査は言うまでもありません。
まとめ
忙しい現代人は瞬間的にものを欲することに慣れてしまって、〝もっと〟強い刺激を要求するようになりがちです。
ある意味ドーパミン中毒と言えます。
ドーパミンは依存性が高く、SNSも「いいね」システムなど「沼」にハマる確率は高いものです。
「いいね」システムはFacebookではなく、フレンドフィードというツTwitterに似たサービスが2007年に開始され、その16ヵ月後に、Facebookが親指を立てる「いいね」システムを確立させている。
「いいね」の数が増える毎にフォロワーも増えていくシステムにドーパミンの分泌も歯止めがきかなくなります。
SNSをやめることは、精神的な安定感の向上、生産性の向上、人間関係の質の向上など、多くの効果をもたらします。
一方で、情報の入手が遅れる、社会的なつながりが減少する、ビジネスチャンスの減少といったデメリットも存在します。
SNSをやめるかどうかは、個々の状況や価値観に基づいて判断することが重要です。
しかし、SNSをやめることで得られる多くの気づきや新しい発見は、人生において大きな意味を持つことは間違いありません。
SNSで人生が変わったと言う人がいますが、それはSNSではなくて〝自分が行動した〟というだけのことです。
例えば、読書で人生が変わることもあるかもしれませんが、本を読むだけでは人生は変わりません。
SNSが人生を変えてくれるわけではありません。
人生が変わるのは、やはり〝自分が行動した〟からです。
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