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免許返納しない理由ランキング。アラフォーの自分が運転免許を返納してみた。

運転免許は何かと便利ですよね。

しかし、学生の時に取った運転免許を返納しました。

特に高齢のドライバーの免許返納が社会的に推奨されていますが、多くの人が免許を返納しない理由はさまざまです。

この記事では、免許を返納しない理由をランキング形式で紹介し、それぞれの理由について詳しく説明します。

その理由を解説していきます。

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目次

免許を返納しない理由ランキング

1. 生活の不便さを感じるから

通勤・通学・日常の買い物等が困難になる

車がないと、荷物をもっての移動が大変です。

特に、公共交通機関が発達していない地方などは、ある意味必須と言えます。

重い荷物を持って歩くのは、高齢者にとって大きな負担ですからね。

また、大学や職場が遠方にある場合、車があると通学や通勤も便利になります。

夜の終電も気にする必要はありません。

医療機関へのアクセスが難しくなる

高齢者は定期的に病院やクリニックに通う必要があることが多いです。

車を手放すことで、これらの医療機関へのアクセスが難しくなり、健康管理に影響を及ぼす可能性があります。

例えば、急な体調不良時に車がないと迅速な対応が困難になります。

家族や友人との交流が減る

車があることで、家族や友人との交流がしやすくなります。

特に、遠方に住む親戚や友人を訪れる際には、車が必要です。車を手放すことで、これらの大切な関係が疎遠になってしまうかもしれません。

公共交通機関では移動が制限されますが、車があることで、ドライブを楽しんだり、遠くのイベントに参加したりすることができます。

2. 自立した生活を維持したいから

誇りと自信の維持

免許を返納することは、独立した生活ができないと感じさせることがあります。

多くの高齢者にとって、運転免許は自立と誇りの象徴です。

例えば、自分の力で自由に移動できることは大きな自信につながります。

家族に負担をかけたくない

免許を返納することで、移動の際に家族や友人に頼らざるを得なくなります。

これにより、家族に負担をかけたくないと感じる高齢者も多いです。

例えば、毎回家族に送り迎えをお願いするのは気が引けるという人もいます。

自由な移動の確保

公共交通機関の利用時間やルートに縛られることなく、自分のペースで移動できる自由さを保ちたいと考える人が多いです。

例えば、好きな時間にドライブに出かけたり、突然の用事に対応できることが魅力です。

3. 地域の交通インフラが不十分だから

バスや電車の本数が少ない

特に地方では、バスや電車の本数が少なく、運行時間も限られていることが多いです。

このため、車がないと日常生活が非常に困難になります。例えば、1日に数本しかないバスでは、急な用事に対応できません。

タクシー料金が高い

移動手段としてタクシーを利用する場合、その費用が大きな負担になることがあります。

特に、頻繁に利用する場合、家計への影響が大きいです。例えば、毎回の病院通いにタクシーを利用すると、月々の出費が増えることになります。

徒歩や自転車では限界がある

高齢になると、長時間の歩行や自転車の利用が難しくなります。

特に、天候が悪い日や荷物が多い日には、これらの手段が実用的でないことが多いです。

例えば、雨の日に重い荷物を持って歩くのは危険です。

4. 趣味やレジャーの幅を制限したくない

車は趣味やレジャーの活動を広げるための手段です。

例えば、週末に遠出してキャンプや旅行を楽しむことができます。

車があることで、行動範囲が広がり、様々な体験が可能になります。

5. 経済的な理由

公共交通機関の利用費用

免許を返納し、公共交通機関を利用する場合、その費用がかかります。

特に、定期的に長距離を移動する場合、その費用は大きな負担となります。

喪失感

長年使用してきた車を手放すことで、喪失感もあります。

車を高値で売却できない

車を売却する際に、期待していたよりも低い価格でしか売れない可能性もあります。

免許更新の費用

免許を更新するには費用がかかりますが、それでも車を維持することによる利便性を優先する人が多いです。

例えば、更新費用を払ってでも、生活の質を維持したいと考える人もいます。

6. キャリアの可能性

仕事の必需品

一部の職業では、車の運転が必須となる場合があります。

例えば、営業職や配送業など、移動が多い仕事では車が必要です。

免許を持っていることで、就職や転職の際に有利になることがあります。

自己PRの一環

免許を持っていることが、自己PRの一環として有利に働くことがあります。

例えば、採用面接で「運転免許を持っているので、出張や急な移動にも対応可能です」とアピールできます。

フリーランスの仕事

車を持っていることで、フリーランスとしての仕事の幅が広がります。

例えば、移動が必要な撮影やイベント企画など、車があることで受けられる仕事の種類が増えます。

個人的な返納理由

返納理由
  • 体調を崩した
  • 10年以上運転の機会があまりなかった
  • 上京していた
  • 車所有のリスク
  • きらい
  • 事故の恐怖
  • 精神への負荷

体調を崩した

自分がメニエール病や難聴など自分が体調を崩したということもあって、返納しました。

十年以上運転機会がなかった

あと、アラフォーの今まで十年以上ずっと片手で数えるほどしか運転してきませんでした。

上京していた

上京していたこともあり、車に乗る時がありませんでした。

東京は電車があれば事足ります。

地下鉄も外国人から見れば迷路のように網の目状に張ってどこでも行けます。

車所有のリスク

車を所有するということがリスクだったんですね。

職場の店長も品川だったため、駐車場代だけでも3万円以上すると言って自分の敷地に無理矢理停めていました。

出費が多い

車を所有すると出費が多くなります。

  • 車の購入費
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 車検代
  • 任意保険、自賠責保険などの各種保険
  • 税金
  • その他の備品やメンテナンス費用

お金だけでなくメンテナンスの時間も取られてしまいます。

自分が好きなものならいいのですが、好きでもないものに時間はかけたくないですよね。

きらい

単純に車が嫌いということもあります。

横断していても無理矢理左折などしてジリジリ詰めてくるのは恐怖でしかありませんし、ずっと腹が立っていました。

自転車で走行中も前触れもなく幅寄せしてきたり路上駐車など危なくて仕方がありません。

とにかく、車に乗っている人への印象がサイアクで、同時に車も嫌いになっていきました。

事故の恐怖

子供の時、正月の三が日の終わりに、事故に遭いました。

自分たちに全く問題なかったのですが、対向車が中央線をはみ出してきたため、避けようとしてガードレールに衝突。

ガードレールの向こうは崖で、危うく真っ逆さまの、危機的状況でした。

親が機転を利かせて助かりました。

大人になって自分も免許を取りましたが、おそらく自分の性格からすれば一度くらいは事故に遭うでしょう。

自分の性格は自分がよく分かっています。

ですから、何となくそんな気がするのです・・・。

精神の負荷

免許を返納した理由の一番は、精神的な負担です。

今までことある毎に「免許持っているなら運転しないとね」などとしきりに言われて、辟易していまいた。

自分が運転しようが運転しまいが人には関係ありませんよね。

免許を持っていなかったらそんなことは言うわけにはいけません。

まして、好きで取ったわけでもない免許で言われ続けるのは、腹が立ちます。

返納するまでの普通自動車免許の用途

普通自動車免許を今までの下記の用途で使っていました。

免許の使いどころ
  • 身分証明書
  • 原付

身分証明書

運転免許の今までの主な役割は「身分証明書」としてでした。

健康保険証もいいのですが、〝顔写真付き〟の証明書を求められるときには使えず、マイナンバーカードもなかったため、運転免許証を使っていました。

しかし、今はマイナンバーカードもありますから、運転免許証自体である必然性はなくなりつつあります。

とは言え、マイナンバーカード自体も更新があったり手続きに役所まで行かないといけなかったり、まだまだ万能とは言えないですね。

マイナンバーカードへの健康情報や資産情報などの紐付けなどは、私有財産管理上は論外です。

憲法29条

  1. 財産権は、これを侵してはならない。
  2. 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
  3. 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。
日本国憲法29条

原付

使っていたのは原付の運転くらいですね。

配達仕事で使っていました。

ただ、それなら普通の原付免許でよかったですね。

免許の返納手続き

場所

返納場所は近くの警察署でできます。

受付などで「免許返納したいんですが」などと言えば対応してもらえます。

時間

時間は30分かからないくらいでした。

10分~20分くらいで終わった感覚です。

職員が手続きを行ってくれます。

そのあとに書類に署名したりするだけでOKです。

費用

費用はかかりません。

ただ、「運転経歴証明書」を発行してもらうには、下記を参照して下さい。

高齢者の人は多少安く取得できるようですね。

また、場所によっては届くのに2週間近くかかるみたいです。

運転経歴証明書の発行

自主返納した人は『運転経歴証明書』を発行することができます。

運転経歴証明書は身分証明書として使えますし、公共の交通機関でサービスを受けられるなどの特典もあるようなので、調べてみて良さそうなら発行するのもいいかもしれません。

申請に必要なもの
  • 申請用写真1枚(縦3㎝×横2.4㎝、6ヵ月以内撮影、無背景、無帽)
  • 交付手数料1,100円
  • 身分証明書(健康保険証など※ただし、自主返納と同時申請の人は不要)
  • 運転免許証取消通知書、返納後の旧運転免許証(自主返納した人のみ)

交付費用

交付費用が1,100円かかります。

ただ、今後改定される可能性もあるようです。

郵送で受け取りたい人はさらに切手代が434円(令和5年10月1日~)かかってきます。

身分証明書

身分証明書は当然、運転免許証以外になります。

健康保険証以外でも、マイナンバーカードを発行していればマイナンバーカードもいいでしょう。

個人的には、宅建士証なども試してみようかとも思っています。

申請可能期間

自主返納してから5年以内なら申請できます。

運転免許証取消通知書、返納後の旧運転免許証

運転免許証取消通知書は自主返納した時に発行し、手渡しされているはずです。

万が一紛失などした場合にも、無くても申請できるようです。

申請出来る人

運転経歴証明書を申請出来る人は〝自主返納〟した人だけです。

免許取り消しなどの行政処分を受けて失効した人ではありません。

更新がない

運転経歴証明書は更新がありません。

しかし、住所などの変更があった

実際に返納してみてメリットはある?

実際に返納してみて困ったことはありません。

むしろ「やっと解放された!」という感覚の方が強いです。

今まで免許に縛られていたんでしょう。

確かに免許で生活が変わることもあるでしょう。

自分自身も、今まで免許の返納に関して熟考しました。

しかし、免許がなくて困ったことは一度もありません。

さいごに

自分の人生を変えるのは「免許」や「資格」ではありません。

「免許は取った方がいい」と言われて私も取りましたが、〝取って良かった〟と思ったことは一度もありません。

確かに、仕事で使いましたがそれは原付免許を1日2日で取ればよかった話で30万円もかけて、時間もかけて取る必要はまったくありませんでした。

結局、周囲に言われるよりも最後は〝自分〟で決めるのがいいと改めて感じました。

免許を返納しない理由は多岐にわたり、それぞれの理由には納得のいく根拠があります。

生活の不便さ、自立心の維持、地域の交通インフラの不備、社会的な役割、そして経済的な理由など、多くの要素が絡み合っています。

免許返納を考える際には、これらの理由を理解し、それぞれの状況によって決めるのがいいでしょう。

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この記事を書いた人

Kindle Author / 宅地建物取引士 /
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
学士(法学)/ 趣味Guitarist /
突発性難聴・メニエール病/ 難聴 /
元・伊藤塾司法試験塾長クラス
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