本を買い直す。
ちょっと不思議に思う人もいるかもしれません。
本棚に同じ本が並ぶことって、実は結構あるんですよね。今日は、私が本を買い直す理由を、ちょっとしたエピソードを交えながら綴ってみます。
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手放した本を買い直す理由
理由は、やっぱり必要と思ったからです。売ってしまった本が時々恋しくなるときがあります。
後で読み返したくなる
ココに注意
時間が経ってから、再び同じ本を読んだとき、自分の考え方や視点の変化に気づくことがあります。
絶版したらどうしよう
購入した当初は、在庫がいっぱいあっても、後に絶版になる本などもあります。
ココに注意
新しい装丁が魅力的
装丁、紙の質、フォント、匂い——本好きなら、この感覚わかるはず。新装版が出たり、特別な限定版が発売されたりすると、つい欲しくなるんです。
特に法律などの専門書などは、カバーが変わるたびに欲しくなります。限定版の美しいカバーや挿絵入りの豪華版を見ると、「これ、欲しい!」ってなりますよね。
新しいデザインや加筆された内容を見ると、同じ本でも新鮮な気分になるものです。
そのため、改めて購入して読んでみようかとういう気持ちになります。
例えば、芥川龍之介や太宰治などの文学作品などもそうですが、表紙が新調されているため、手に取りたくなりますよね。
愛着のある本を新調したい
本って、読めば読むほど傷んでいきますよね。大好きな小説や参考書、何度も読み返してページが折れ曲がったり、コーヒーのシミがついたり。
そんな時、「新しい状態でまた手にしたい!」と思うんです。
新しい本のあの「パリッ」とした手触りと、インクの香りや、紙の匂いがたまらないんですよね。マニアックですいません💦
電子書籍と紙の本、両方欲しい
最近は電子書籍も増えてきました。
私もKindleで本を買うことが多いんですが、やっぱり紙の本の魅力には抗えないんですよね。
読書家の人なら分かると思うのですが、電子で読んでハマった本は、紙でも欲しくなる。
例えば、『ファスト&スロー』や『嫌われる勇気』。電子版で気軽に読んでいたけど、ページをめくる感覚や本棚に並べる満足感を求めて、紙の本も買い直しました。電子と紙、どっちも違った良さがあって、シーンによって使い分けられるのが最高!
Kindleだけでは不安
一度手放したものの、やはり電子書籍だけでは心もとない部分がありました。
そういう不安感からやはり本を買うことも必要だと感じるようになりました。本棚を見たときに背表紙が訴えかけてくる感じがなんとも言えません。物理的に所有するということがいかに重要かということもわかります。
Kindleはバッテリーや会社に依存することになりますからね。
パラパラ読みができない
電子書籍だけではパラパラ読みができません。
このパラパラ読みがかなり重要で、個人的にはよく使っています。それが電子書籍になると使うことができません。パラパラと本を読んでいるときに、アイディアがひらめく事は結構あります。
そのため気に入った方はやはり物理的に所有しておくというのが1番良いのではないかと思います。
その本が人生の節目に寄り添ってくれたから
本って、ただの紙の束じゃないんですよね。
人生の特定の時期や感情を映し出す鏡みたいなもの。自分が歩いてきた道に寄り添ってくれたのが『本』なんです。特に紙の本はそれを如実に現してくれるんです。
たとえば、人生で悩んでいた時に励ましてくれた自己啓発書や、人としてあるべき姿に悩んでいたときの古典。そういう本は、読み返すたびに当時の自分を思い出させてくれる。だから、特別な思い入れがある本は、買い直してでも手元に置いておきたいんです。
最後に
本を買い直す理由は、結局のところ「その本が自分にとって特別だから」。
物語や知識、感情を運んでくれる本は、何度でも新しい形で迎え入れたくなるもの。あなたにも、買い直したくなる本、ありますか?本棚を眺めながら、そんな一冊を思い出してみてくださいね。