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民主主義と全体主義。日本は明治時代から一貫して社会主義

法とイデオロギー
目次

現代は本当に民主主義?

デモクラシー

日本は民主主義の国だと学校でも教わります。

しかし、今は本当に民主主義なのでしょうか。

民主主義と言う割には、一部の権力者の感情や利害だけで政が決まっている感じがあります。

その民主主義を達成するための手段も必ずしも絶対正義ではありません。

民主主義を達成するための手段

民主主義を達成するための手段として何があるでしょうか。

考えてみて下さい。

学校などで一度は誰でも必ず習う民主主義

皆さん誰もが人生一度は必ず聞いたことがあるはずです。

なぜ?

小学校でも中学校でも習うし、聞くからです。

「いやいや、自分は不登校だったから」と言う人も、町に出れば選挙カーで嫌でも耳にしたことがあるでしょう。

民主主義と選挙

選挙

民主主義を達成するための手段

それは、

「選挙」「投票」です。

民主主義の欠点

not perfect

多数決原理

「多数決」

と聞けば、

これはいい!!

と、両手放しで、誰もが絶賛するでしょう。

なぜでしょうか。

だって、学校でそれがいいのもだと教わるから

〝多数決〟は絶対正義でしょ

そういう意見が多いと思います。

しかし、「多数決原理」は必ずしもプラスの面だけではありません。

多数決原理のマイナス面の具体例

多数決原理のマイナス面
  • 民意が「負のベクトル」に流れると、抑えが効かなくなる

戦時中の反省

多数決原理の反省は戦時中です。

当時は、「お国のために」「皆のために」と言って、多数の日本国民が犠牲になりました。

これは、多数決原理が「負」のベクトルに向いた典型的な結果です。

社会主義

そもそも、日本がこのような全体主義に陥ったのは、明治時代に遡ります。

欧米列強に追いつけ追い越せの明治時代

明治の日本は、幕末の頃に欧米列強が日本に開国を求めて進出してきました。

日本の植民地回避

その行き着く先は、「日本の植民地化」です。

しかし、結論として日本は形式的には植民地化されませんでした。

その理由は、

端的に言うと、明治の先人たちの努力です。

具体的には

明治の先人の努力
  • 不平等条約の改正
  • 殖産興業・富国強兵
  • 憲法などの「法」の整備

不平等条約は、幕末の頃に日米修好通商条約を締結してしまった結果です。

しかし、

1911年(明治44年)小村寿太郎などが関税自主権の完全撤廃

1889年2月11日に大日本帝国憲法公布、翌1890年11月29日に施行

日清戦争を経て、日露戦争では乃木希典などが共産圏の南下を防ぐなど身を挺して活躍

など、先人たちが苦労して日本を守っていった結果、日本は諸外国と肩を並べるようになっていきます。

(乃木希典は天皇崩御に伴い、自らも殉死するなど、明治の先人たちはその覚悟は尋常ではありませんね。)

1933年には国際連盟を脱退するなど、強硬的な姿勢を取っていますが、現代の及び腰の政府からでは到底真似できません。

富国強兵のひずみ

ただ、

日本は「国」・「社会全体」は強固になりましたが、逆に「個人」の保障は不完全なものになっていました。

それが、「欧米列強に追いつけ追い越せ」と富国強兵政策をとった結果です。

学ぶ人

つまり、「国」を重視しすぎて、「社会」の枠組みが大きくなり、「個人」が封殺されたワケか・・・????

要は、この時代の社会主義的背景が戦時中を経て、現代にそのまま残っているわけです。

日本の法とイデオロギーのギャップ

いっぽうで、現行憲法では、13条の「個人の尊重」の観点から、『個』を”形式的”には重視しなければなりません。

つまり、憲法的視点から考えると、現代は「民主主義」かつ「自由主義」です。

しかし一方で、イデオロギー的な観点から考えると、「全体主義」かつ「社会主義」となります。

社会主義が嫌で、自由主義だと思っていた日本に来たら、日本も社会主義だった

このようなアンバランスが言われているのも、法と実質的なイデオロギーのギャップによるものだと分かります。

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この記事を書いた人

HAKAのアバター HAKA Kindle Author

Kindle Author / 宅地建物取引士 /
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
学士(法学)/ 趣味Guitarist /
突発性難聴・メニエール病/ 難聴 /
元・伊藤塾司法試験塾長クラス
Kindle著書:『読書脳』『コロナと憲法』など
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